TriGo<トリゴ>は、食による健康的なからだづくりのお手伝いをします。
取締役 商品開発部
加治屋 勝子
Kajiya Katsuko
代表取締役
益満 優
Masumitsu Masaru
山口大学医学部を経て、鹿児島大学農学部で日々研究を行い、血管機能向上成分「トリゴネリン」を発見した、血管機能研究の第一人者。
- 学生の頃から抱いていた疑問「平均寿命と健康寿命の差」
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幼い頃から食に関心があった加治屋は管理栄養士の資格を取り、学生の頃から病院での外来栄養指導や企業イベントの栄養相談などを行っていた。様々な人の話を聞く中、病気になってしまってから治療するのは体力的にも金銭的にも負担が大きいため、病気にならないように日常の食で何とかできないか、という思いを抱いていた。日本人の平均寿命は世界1位の長寿を誇っているが、健康寿命*との差は10年以上あり、健康で長生きするために健康寿命を延伸する食生活について考え続けた。重大な病気の多くに「血管」が関わっていることから、血管を健康にするための研究をし続けている。
※健康寿命…健康な状態で生活することが期待される平均期間 - 無いものは作ればいい。血管の機能を測定できる技術を開発
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そもそも、血管の機能をリアルタイムで数値化できる技術が世界には無かった。そこで加治屋はあきらめず、光関連の電子機械を製造・販売する会社と共同開発(特許7016107)。人の血管の細胞の機能を測定できるマシンが完成した。その後はとにかく大量の食材と実験の日々。何百という食材と血管細胞を掛け合わせ、血管機能を改善する食材を探した。
- ついに発見した桜島大根の血管機能向上成分「トリゴネリン」
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1つだけ、数値が跳ねあがった野菜があった。それが桜島大根。大根は100以上種類があるといわれているが桜島大根だけが血管機能を向上させる強い反応を示した。1日に170g程度の桜島大根を食べると、人の血管機能を向上できることを実証することに成功した。
- 人は血管から老化する。健康寿命は桜島大根で延ばせる!?
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大学院卒業後そのまま研究者となった加治屋は、最初「医学」の分野で血管について研究。しかし、病気になった後の「治療」ではなく、病気になることを防ぐ「予防」が大事と気付き、「食品」の分野に転換。そしてたどり着いた、桜島大根に多く含まれる血管を強くしなやかに伸び縮みさせる成分「トリゴネリン」。株式会社TriGoではこのトリゴネリンを活用し、より多くの人を健康にできるか挑戦し続ける。
製薬会社、薬局業界を経験しながら、日本の医薬品と健康食品の役割に疑問を抱き「予防」で安心な社会を目指すプロジェクトリーダー。
- クスリのリスク。薬では解決できない問題や副作用がある
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どんな薬にも効果がある反面、必ず副作用がある。胃の不快感や眠気のように軽いものから、医薬品を適正に服用しても時として予測不能な副作用や死にいたるほどの重篤な副作用を引き起こすことがある。益満自身も薬の副作用に悩まされ苦しんだ。
- 健康相談と医薬品業界の実績から導く「セルフメディケーション」
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自分の体はその発する信号により自分がよく理解しているはず。平均寿命が長くなったものの、生活習慣病などが問題で「健康寿命」は伸び悩む現代。日々をいかに健康に生きるかが問われているなか、注目されているのが「セルフメディケーション」。セルフメディケーションとは「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」。薬局にいると健康に対する不安が医療・医薬品だけでは取り除けないことを実感する。
- 健康について不安・不満を取り除く「健康保全」
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薬の数は多いと不安も多い。特に血管に対しての保安の声を聞く薬の数は多いと不安も多い。特に血管に対しての不安の声を聞くことが多い。心筋梗塞や動脈乖離、脳出血など、突然死につながる重篤な病気は血管が健康であれば防げるものが多い。日常の食からその怖い「不安」を取り除くお手伝いをするのが当社のプロジェクトの大きな目標の一つ。
- 桜島大根の活用で、健康食品の開発だけでなく諸問題へも取り組む
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人の健康には良質な水や食材が欠かせない。トリゴネリンの力は人の血管だけに及ばず、様々な効果があることを想像させる。健康維持と「不健康」「健康不安」へのストレス軽減ができることで、人々の「不」を減らし、健康な生涯を永く営むことを主願に今後も事業に取り組む。
桜島大根は、サラダにも煮物にも唐揚げにもスイーツにも幅広く使える食材。そして、美味しいだけではなく私達の健康をサポートしてくれる野菜。桜島大根には、血管を強くしなやかに伸び縮みさせる「トリゴネリン」という成分が他の農産物よりもたくさん含まれています。血管が硬くなってしまうと動脈硬化や脳梗塞を起こし、命の危険にさらされることもあるので、血管の柔軟性は重要。トリゴネリンは根の部分だけでなく、葉にも同程度含まれているため間引き葉や収穫後の葉も炒め物や漬物、ふりかけにして食べてもトリゴネリンを摂取することが可能です。しかし、桜島大根は冬の一時期しか出回らず、鹿児島ではたまに見かけても普通に流通はしていません。そこで、株式会社TriGoではさまざまな加工品として商品開発を行い、日常的に摂取できるよう日々尽力しています。トリゴネリンは熱に強いことも特徴で、100℃前後で茹でたり蒸したりしても分解されずに保持されます。
鹿児島大学ベンチャー認定
法人名 | 株式会社TriGo |
法人番号 | 6340001024322 |
所在地 | 〒890-0065 鹿児島県鹿児島市郡元1丁目21−24 産学交流プラザ3階 共同研究室4 |
代表電話番号 | 099-296-1966 |
FAX番号 | 099-296-1967 |